制裁は色々なところに影響が
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昼間は暖かくなって春らしくなってきました。
奈良に行ってきました。薬師寺と春日大社に行ってきましたが駐車場もガラガラで観光客の姿はほとんどありませんでした。写真は薬師寺です。
奈良公園の鹿も日本人も平和ぼけでのどかな感じですが世界情勢は大変なところまできています。
ウクライナ情勢がめまぐるしくて相場も日替わりのように上げ下げしていますね。
思っていた以上にひどいことになってきて、ロシア軍にも相当の被害が出ています。
長引くとウクライナからの難民が欧州に流れ込み、混乱が続くことになります。
なぜロシアがこの時期に侵攻したかというと3月中旬以降は暖かくなり、雪が溶けて道路の状態が悪くなり、戦車が走りにくくなるというような事情もあったようです。
リミットは3月上旬くらいだったということです。
ロシアへの制裁も日に日に厳しくなっていますがロシアだけでなく世界がこの制裁によって被害を受けます。
欧州ではエネルギー問題だけでなく、ロシアとウクライナから大量の小麦を輸入しているので食料危機にも繋がります。物不足からさらにインフレが加速するのではないかという話もあります。
飛行機もあちこちが運行停止となっています。
欧州、ロシア間ではほぼ飛行禁止になっていますが影響はアジアにも出るようです。
ロシア、中東の上空が飛べなくなると欧州、アジア便の多くが飛行時間が長くなり、コスト面でも採算が取れなくなるために運航が取りやめになるとの話も出ています。
物流にも影響が出るとインフレがさらにひどくなります。
そして、国際間の銀行決済システムであるSWIFTからロシアを完全に締め出せば金融にも影響が出ます。
ロシアの大手銀行も全て取引停止となると欧州の金融機関も連鎖倒産のリスクが出てきそうです。
そうなると決済に暗号通貨を使えばよいという意見もありますがサイバー攻撃が頻発している状況では怖くてネットを通じた取引も安心できません。
トヨタがサイバー攻撃にあって、工場を一時的に停止するというニュースもあるようにデジタルリスクというものがあります。
国際的なハッカー集団のアノニマスがロシアに宣戦布告するなどネットが使えなくなるブラックアウト以外にも色々なリスクがあります。
金融商品では流動性と信用が何よりも大事ですが今のロシアのルーブル建ての金融商品にはどちらもありません。
ロシアはすでに株式市場を閉鎖し、政策金利も一気に20%まで引き上げています。
今のところ米ドルとか円が安全資産となっているためドル/円は不思議に安定した動きとなっています。