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金融・投資ランキング

この数日、気温が上がって季節はすっかり春ですね。
慌てて衣替えをしてますが部屋が片付かなくて、掃除も始めたら時間がどんどん過ぎていきます。

頭の中がクリアでないと部屋が散らかってしまうという話がありますが自分の周りをまずは整えることが大事だと思います。意外に自分のことは後回しにしてしまう人が多いような気がします。

トレードも失敗が続いてしまうと自己嫌悪に陥り、嫌になってきますが何が悪かったのか原因を探って、気分を新たにして、次の戦略を考えたいと思います。

為替相場では、どうも円安が止まらなくなるのではないかという声が一部から聞こえてきます。
これは、欧米に比べて日本だけがいつまでも金融緩和を続けると表明してしまったためです。
あとは、１２５円を超えても日銀が何もせずに放置となると１３０円もあっという間かもしれません。
今のところ海外勢は日銀の出方を見極めている状況です。

今までは欧州も悪いので、日本と欧州は利上げや金融引き締めはできないだろうと思われていたのですが欧州はインフレがすごい勢いで進行してしまったので、金融緩和はもうできません。

ドイツでは値上げラッシュで、２０～５０％程値上げされる商品がたくさんあるという話です。
日本では消費税が数％上がっただけで大きく消費が落ち込んでいますがあらゆるモノが値上げを始めると消費税どころの影響ではなくなってきます。

これだけ欧米でインフレが進むと投資の世界にはどのような影響が出るでしょうか？

インフレに強いのは実物資産なので、金、株、不動産などが人気になるのですが株や不動産は金利上昇局面に弱いという側面もあります。
特に不動産は借り入れをする場合が多いので、キャッシュで買う人は別として、借り入れリスクが増大するために厳しい状況が続くのではないでしょうか。

中国の不動産ディベロッパーが昨年秋頃から大変な状況になっているのは有名です。
中国不動産バブルが弾けるようなことになれば世界の株価はクラッシュするかもしれません。

ただし、株は大きく下げた水準では買いが入る可能性があります。
今は債券も不人気で、不動産もダメなので、資金の逃げ場がないためです。
インフレでも業績に問題のない企業の株は買われる可能性があります。
デフレは現金が強く、インフレは現金が弱くなるためデフレの時はリスク回避の動きは現金で持つというのが正しい選択になりますがインフレの時は現金ばかり持つこと自体もリスクになるからです。

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