株の不思議なサイクル
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まだ6月なのに関東は梅雨があけてしまいました。
7月後半のような暑さがずっと続いています。
心配なのは、夏が暑いと翌年に大地震が来るということです。
1994年の関西は猛暑でした。そしたら年明けに神戸で地震。
2010年の東京もすごく暑かった記憶があります。そしたら翌年東北で大地震。
しかし、今回は全国で暑さがひどいし、石川や熊本でも地震がありました。
どこで地震が来るのか予想が難しいです。まさか同時多発地震なのでしょうか。
値上げとともに食料品や日用品の品不足が世界的に起こるという人もいるので、災害用も兼ねて備蓄計画を立てるのがよさそうでう。でも暑いと食品の保存が難しいですね。
さて、相場ですが株と仮想通貨は先週あたりで底打ちし、上昇してきました。
でもこれは、大きな下落の中の戻りという上昇なので、本格的な長期の上昇とは違います。
最近の株は不思議なサイクルを描いています。
それは、米国の金融政策を決めるFOMC後に底打ちし、しばらく上昇するという動きです。
FOMCは6週間おきに開催されるので、謎の数週間サイクルのような動きです。
為替は株ほどサイクル的な動きがはっきりと出ていないので少し読みにくいです。
136.7円あたりでは高値警戒感も出てきているためすぐに140円という動きにはなりにくそうです。
ドルが140円だった時代はかなり前までさかのぼります。
それは、ロシアがデフォルトした1998年です。
1997年はアジア通貨危機のためアジア通貨は全て売られ、円も売られて円安に。
この時には山一證券や北海道拓殖銀行が破綻するという金融危機が発生しています。
そう、今のレートは日本にとっては金融危機の時のようなレートなのです。
1998年に148円あたりでピークをつけた円は、その後円高に転じました。
ロシアのデフォルトと円の140円台は98年に実際に起こっています。
そして、どちらも今年起こっても不思議ではない状況にすでにありますね。
違うのは、今は日本の銀行は危機的状態まで追い込まれているわけではないということです。
日銀は危機的状態まで追い込まれているようにも見えますが。
どこまで金融緩和とゼロ金利が続けられるのかすでに未知の領域だと海外勢は思っているようです。
欧米のインフレがおさまると株価の本格上昇も期待できそうですが今のところピークアウトを確認できた国はまだないということで、どこまで世界の物価が上がっていくのか気になります。
日本はすでに韓国よりも物価が安くなっているということなので、海外旅行は簡単にできない時代になってしまいました。インフレが終わって、超円高の時代が来るのを待ちたいと思います。
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