デイトレードの落とし穴である「注意資源」
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都内のトレードルームにて、、、
台風一過でようやく爽やかな
週末を迎えましたね。
猛暑、線状降水帯などの突発的な雨
台風などが続くと思われますので
皆さんもくれぐれもお気をつけくださいね。
ところで。
注意資源という言葉は知っていますか?
元々は心理学用語なのですが、
人間が一度に処理できる事柄には
限界があるということです。
その限界を超えると注意力散漫になり
ミスが増えてしまうんですね。
では注意資源である、一度の
脳の処理能力はどのくらいあるのか?
これを知る事により、デイトレードでも
集中力を持ちつつ、よりベストな選択が
できるでしょう。
実験によると、条件や個人によって差はありますが
人が単純作業に注意を持続できる時間は
約30分程度ということ。
また、マルチタスク化しすぎてキャパを超えると
これも集中力が落ちてミスが多くなること。
注意資源の限界、キャパオーバーなんですね。
これをデイトレードに落とし込んでいくと、、、
・30分に一度は軽く休憩をして脳を休ませる
・複数銘柄を同時に監視しすぎていると
キャパを超えてしまい、集中力が落ちやすい
ということが分かりますね。
私自身、6画面でデイトレードする際に
監視銘柄は最大5銘柄監視できますし
日経先物の動きも見たりができます。
しかし、1銘柄が監視から外れて
上昇のポイントが確認できないなどの
キャパオーバーになったことがあります。
これは人によって違いはあると思いますが、
キャパを超えるならば、やはり監視銘柄を
減らすべきなんですね。
実際、私も優先順位を決め。
最大5銘柄の監視でなく、3銘柄程度。
と変更しました。
これは皆さんのデイトレードにもあてはまる
事例です。
特に、監視していた銘柄が
ちょっと目を離した間に急騰していた。
または急に利益が取れなくなった。
といった経験がある方は要注意です。
違う銘柄に意識がいっていますから
監視銘柄が多すぎる。
という問題に直面しているんですね。
ここは監視銘柄をもっと絞って
集中的に監視していく。
と切り替えが必要です。
上記の様に、自分なりの注意資源の
キャパを確認し、それを超えないトレード
を意識していくと。
ちょっとしたミスや仕掛けのミスマッチなど
が減っていくことでしょう。
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