為替は祝日も動いています
皆さん、おはようございます!
今日からこのブログを週1ペースで書いていく山根亜希子です。
私はFXが専門ということで、時々日経平均先物とか仮想通貨とかの話が
出てくるかもしれませんが基本は為替の話を中心に書いていきたいと思います。
FXは危ない投資というイメージが強いですね。
レバレッジが高いので危険なトレードになりやすいということだと思いますが
為替相場自体の値動きは株や仮想通貨に比べると止まっているような動きです。
1日の値動きが1%以下という日も普通にあります。
そんなに動いていないと退屈だし、利益が狙いにくいと思うかもしれませんが地味
に売買するやり方を身に着けると24時間いつでもトレードができる便利な相場
でもあります。
例えば今週は20日の月曜と23日の木曜が日本は祝日です。
日本の株式市場はお休みですが為替相場は月曜も木曜も24時間やっています。
土日はお休みですが日本の祝日も海外の祝日も関係なく相場が動いているという
のはサラリーマンなどにとってはデイトレのチャンスが祝日にもあるわけです。
トレードが好き過ぎて中毒になってしまう方がたまにいますが仕事と両立しやすい
というのがFXの魅力の1つではないかと思います。
特に今はテレワークになっている方もいると思うので、仕事の合間にスマホトレード
をしている人も増えているようです。
為替が夜動くことが多い理由は、日本時間の夕方から欧州のマーケットが始まり、
夜の22時くらいからNY勢の取引が活発になるためです。
NYダウやナスダックなどの米株の動きが為替相場ではリアルタイムに反映されるため
世界のマーケットを肌で感じることができます。
もちろん、株の取引の役に立つことも多いので、日本株のトレーダーさんにとっても
為替を勉強するメリットは大きいといえます。
そんな為替市場ですがコロナ・ショック(2020年3月)以降は、わりと静かな動きです。
世界的に株価はコロナ・ショック後は爆上げ状態となっている国が多いので為替は今のところ
日陰の存在です。
為替相場が動いてい株価に影響が出ることもあるし、商品市場が暴落して株や為替まで
暴落するなどといった動きになることもあります。
今は、なんといっても株価が世界のマーケットの主役です。
NYダウが今年の夏あたりから勢いがなくなっていますがここ1週間ほどは中国リスクも浮上
しています。
中国恒大集団(エバーグランデ)のデフォルトリスクが高まっています。
この会社は不動産デベロッパー大手ですが不動産ということでサブプライム・ショックや
日本の90年に弾けたバブル崩壊をイメージさせます。
日本株はなぜか菅総理が辞任というニュースで9月に入って株価が絶好調という不思議な
動きになっていますが米株、中国株の動きは為替相場にも影響が出る可能性があるので、
海外のニュースにも目を向けておく必要があります。
もちろん、この問題が日本株を直撃するリスクもあるので、世界のマネーの動きをこれから
皆さんとともに追いかけていければと思います。