日本もインフレに
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急激に寒くなってきました。
寒いと出かけるのが億劫になりますね。
街はクリスマス前のイルミネーションで華やかですね。
ただ、今年は電気代の高騰などで電気が消えているところもあり、お店が暗かったり、暖房があまりきいていなかったりということもあります。
欧州はかなり景気が悪く、暗くて寒いクリスマスになりそうです。
ドイツでじゃがいもが昨年比7割高などエネルギーだけでなく、食料品に対するインフレも深刻だそうです。
とりあえず、日本はまだ大丈夫と思っている人も今週発表の全国消費者物価指数を見ると危機感を持つかもしれません。
この勢いで日本も物価が上がっていくと来年春の黒田日銀総裁の引退後に急激に日銀が政策転換するかもしれません。
世界の利上げはだんだんペースが落ちてきているので、日本だけが1週遅れでインフレがここから進行しそうです。
問題は、利上げに転じるかどうかです。
わずかな利上げで日本は返済が滞ると言われています。
それは、日本だけが給料が上がっていないことと今後も給料が上がる見込みがないためです。
デフレ時代だったので金融緩和ができたのです。
欧州が利上げだけでなく、来年3月からはバランスシート縮小も行うのはインフレが止まらないからです。
もし、欧州がインフレになっていなければ、ここまで急いで利上げやバランスシート縮小に動かないと思います。
ということは、日本もインフレが止まらない状態になれば金融引き締めを強硬せざるを得なくなるということです。
実は、80年代後半の日本のバブルの時も今よりもインフレ率は低かったのです。
当時でも2%や3%を超えるようなインフレにはならずに資産バブルは発生したけれど日用品の値上がりは今よりも緩やかだったということです。
また、税金が平成に入ってからの30年でかなりの勢いで増えています。
実は昭和の時代は給料から引かれる税金や社会保障費がかなり低かったのです。
だから名目での給料の推移や株価だけを見るとそれほど悲惨な感じには見えないのですが国民生活はかなり厳しくなっています。
学費なども昔よりもかなり上がっているため生活費はとにかく上がっているのです。
トレーダーでなくても今週は日銀金融政策決定会合と全国消費者物価指数の重要な国内指標が発表されます。これは日本の先行きを考える上でとても大事な数字です。
来年の世界経済はかなり悲観的な予想となっています。
トレーダーは常に時代の変化に敏感であることが求められます。