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金融・投資ランキング
年明けから暖かい日が続いていましたが寒波が再びやってくるということで寒さがこたえそうです。
先月から相場がかなり荒っぽい動きになっていますが原因は日銀の政策変更です。
先週末から日本国債の市場が不安定になっていることで、為替は円高、日経平均も下落しています。
長期金利の目安となる10年物国債の利回りが日銀が上限とする0.5%を超えてくるような動きが出ていることからも日本の長期金利はさらに上昇していくとの予想が増えています。
そして、今日は日銀金融政策決定会合があり、黒田日銀総裁の会見もあり、マーケットは日本に注目しています。
日本はアベノミクス以降ずっと大規模な金融緩和を継続しています。
10年も続いたので今の政策がずっと続くと思っていた人もいよいよ終わりが来るということで今までの動きと違う動きが今後は出てくるということを想定しておく必要があります。
さらに、アベノミクス以前もずっと日本はデフレが続いていたためにゼロ金利は20年以上も続いているのです。
途中何度かゼロ金利の解除を試みたのですが長くは続かずにゼロ金利に逆戻りを繰り返しています。
海外はリーマンショックやコロナショックの以前はそれなりの金利だったこともあり、これだけ長くゼロ金利政策を続けている国は日本だけです。
日本も今回はデフレではなくインフレになってきているため金利を上げていくしかない状況になっています。
東京都区部で消費者物価指数が4%となり、全国消費者物価指数も4%近くあります。
40年ぶりのインフレ率ということで、デフレ時代しか知らない世代には未知の世界に入ってきているということです。
昭和のバブル前のインフレ率ということですが当時とは経済状況が全く違います。
昭和後半のインフレの時は経済成長と給料の上昇という流れでしたが今は一部の人を除いて給料は上がりません。
これは、悪性インフレとかスタグフレーションと呼ばれる状態です。
庶民にとってはデフレの方がありがたいような気もします。
すぐにインフレはおさまるという意見と世界的にインフレが長引くという話と両方があります。
米国はとりあえずインフレはピークアウトしたように見えますが慌てて利下げに動くと再度インフレが加速するということもあるので、FRBは利下げには慎重な姿勢を示しています。
そして気になるのは日本のインフレはいつおさまるかということです。
時間差で日本と欧州が米国に遅れてインフレになっているのであればピークをつけるのはもう少し先になります。
その時、日本の物価高がどの程度になっているのか気になりますね。