金利はどうなる
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今日から2月ですが今日は重要なイベントが夜中に予定されています。
米国のFOMCです。
これは、米国の政策金利を決める会合で日本の日銀金融政策決定会合にあたります。
発表時間は28:00です。これは、日本時間の木曜の早朝4:00です。
よほど早起きの人なら目が覚めているでしょうか?
あるいは、かなり夜型人間ならまだ起きているでしょうか?
さらに、28:30からはFRB議長のパウエルさんの定例の記者会見もあります。
昨年からこのFOMCのたびに株も為替も大荒れに動いています。
昨年は、すごい勢いで利上げをしてきたのでインパクトもかなりのものでした。
実は1年前はまだ利上げをしていません。3月からガンガンに利上げが始まりました。
そして、量的金融引き締め(QT)が6月から開始です。
もう長い事金融引き締めをやっている気分になっていますがわずか1年の間に大きく色々なことが動いています。
この利上げの影響で株価は高値圏での乱高下のような動きを繰り返し、為替は一気にドル高の動きが加速しました。
しかし、秋になって為替は急に方向転換して円高となっています。
そして、12月の日銀の突然の10年物新発国債の利回り上限を0.5%引き上げという政策転換で円高がさらに進行という状況です。
今回の利上げ予想は0.25%となっています。
利上げのペースは落ちてきて、そろそろ最終段階に入ってきているということです。
ターミナルレート(最終目標の金利水準)は5%超という予想が多いです。
米国のインレフは少しずつおさまってきているので、このままインフレが落ち着いてくれば利上げは終わりとなりますが上げた金利は高いままという状態がいつまで続くかです。
マーケットはかなり楽観的にすぐに利下げに転じると思っていたようですが当局はそうは見ていません。
かなりの長期間、金利を据え置きすると関係者も発言しています。
今までは低金利が当たり前の時代だったのですがこれからは高金利が当たり前の時代になるかもしれません。
高金利が長引くと景気にはかなりマイナスの影響が出そうなので心配です。
米国では70年代が高金利の時代でした。この頃は何度もインフレの波が押し寄せました。
米国はすぐに利下げすると70年代の失敗を繰り返すことになるのではないかと恐れているようです。
日本もかなりインフレが進んでいるように感じるので、世界のインフレの流れに乗ってしまってデフレが古き良き時代になってしまうかもしれませんね。