金融危機
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桜の時期ですが雨が多いのでお花見のチャンスは今年は少なそうですね。
花粉がすごく飛んでいるようなので、花粉症の方は大変な春だと思いますが市場もすごいことに。
金融危機になりつつあります。
07年のサブプライム・ショックと08年のリーマン・ショックが金融危機でした。
久々の金融危機ですが今回の方がすごいことになるという話もあります。
08年も3月にベア・スターンズが破綻した後、しばらく落ち着いていました。
しかし、9月にリーマンブラザーズが破綻という流れになっています。
ということで、今回も春に一度危機はおさまっても夏から秋にかけてまだ安心できないということです。
3月の初め頃と比べて状況がすっかり様変わりしてしまいました。
今回は今までの金融危機と違うのはインフレの中での金融危機ということです。
デフレとインフレで同じ金融危機でも違うのでしょうかということですが違います。
デフレの場合は、お金があまり出回っていない状態でお金の価値が高まっている状態なので、金融緩和で資金をどんどん入れれば何とかできます。
しかし、インフレの時はお金がじゃぶじゃぶでお金の価値が下がっています。
この状況ではお金をどんどん入れればインフレがひどくなるだけで金融緩和が上手く機能しません。
デフレの金融危機なら利下げと金融緩和で何とかできますが今は利下げも金融緩和もインフレを加速させます。
そうなるとさらなる利上げと引き締めが必要になり、ますます事態は混乱に。
ということで、この難題に各国の中央銀行はどう対処するのでしょうか。
日本はこれから金融緩和をやめて利上げに方向転換と思っていたら金融危機が来てしまいました。
すでに米国から欧州に飛び火して、今は多分、欧州の方があたふたなっていると思います。
というのもスイスの事例でわかるように欧州の国は1つの国としてはそれほど大きな国はありません。
人口が数千万人程度の国の集まりです。
クレディスイスやUBSという巨大銀行は世界で事業展開していますがスイスの人口は865万人です。
東京都の人口は1400万人、大阪府で880万人です。
大阪よりもスイスの人口は少ないのです。
で、クレディスイスとUBSを足した巨大銀行をスイスの中央銀行は最終的に救えるのでしょうか?
なんとも不安な状況ですが今週初めにUBSはクレディスイスを買収すると発表しました。
後ろ盾にはスイスの中央銀行とさらに欧米や日本やカナダなどの中央銀行もつくということですが。
この金融機関の問題は今後も再燃する可能性が高いので、銀行関連のニュースはしっかり見ておく必要があります。