日経平均とドルの関係
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金融・投資ランキング
雨が多くて梅雨らしい天気が続きますね。
あじさいが咲いているのを見ると雨も悪くないかなと思います。
さて、連休明けから日経平均が暴走始め高値更新の勢いが止まりませんでしたが6月はどうなるのか?
今週は、日本、米国、欧州でそれぞれ金融政策の発表があります。
経済指標よりも金融政策の方がマーケットに与えるインパクトは大きいので、トレードする場合は今週のイベントは見逃せません。
と言っても特にサプライズもなく、あまりマーケットに波乱が起こらないこともあるので発表後にマーケットの流れが変わってくるかどうかをよく見ておくことが大事です。
米国はなんとか債務上限問題はクリアしましたがインフレはまだ完全におさまったとはいえません。
今回、金利を据え置きにした場合は次回に0.25%の利上げをするという予想も多く、利上げサイクルの終了はまだ確認できていません。
欧州は米国よりもインフレ率は高い状態なので、今回も利上げという予想です。
ということで、ユーロにとっては追い風ですが欧州の経済自体はかなりひどそうなので、あまり楽観的に考えると危険です。
今回の日本株の爆上げも米国勢ではなく、欧州勢が中心になっているという話なので、欧州からマネーが逃げているのには深い理由があるのかもしれません。
米国と日本に比べて欧州は金融も経済も不安定ということでしょうか。
そして、何を考えているのか不明な日本です。
昨年の12月のように突然金融政策を変更するなど欧米勢にとっては全く読み切れない日本ですが日本人から見てもわからないことが多いので、日銀が何をするかは常に警戒しておく必要があります。
予想では、日本はまだしばらく金融緩和を継続し、今回も政策変更なしということになっていますが。
日本株に買いが入っている理由の1つが日本はまだ金融緩和を続けると思われているからです。
さらに、円安が進んでいるのでドル建てで見ると日経平均もそれほど高くないのです。
実は、ドル建て日経平均は2021年2月に289ドルという89年バブル期の270ドルを超えて、史上最高値をつけています。
今はその値段に比べると230ドル程度なので安いのです。
円建てで見るとすごいことになってきていますがドル建てだと景色が違うのです。
ちなみに1989年の日経平均が史上最高値をつけた時のドル/円は140円台だったので、今とあまり為替レートは変わりません。
となると、今の為替レートのまま日経平均が3万8000円を超えて、ドル建てで300ドル程度まで上昇する可能性はあるかもしれません。