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年初から大きな下げです

 

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気がつけば1月も終わりが近づいています。
年初に高かった株がすごい勢いで下げていますね。
色々な原因があると思いますがウクライナの問題や米国の金融引き締めと利上げ、さらにはインフレ懸念など悪い材料が多いです。
さらに、トンガの海底火山噴火や北朝鮮がまた日本にミサイルを飛ばしてきてますね。

毎年、1月から3月のどこかで相場は大きく下げます。
これは欧米の決算が12月末なので、なんとか12月末は乗り切って、1月、2月のどこかで下げて、さらに3月に大きめの下げが来る年もあります。
時期的に見ると1月から3月は株が下げやすく、為替も円高になりやすい時期です。
為替の場合は、3月前半から中旬にかけて円高になる年も多いです。
これは、企業の決算に絡み、外貨を円に交換する動きが2月後半から3月中旬に起こりやすくなるためです。

今年の1月の動きはかなり大きな動きになっています。
まずは、米国の株が大きく下げてきたことです。この下げ方はコロナ・ショックがあった2020年3月以来の大きな下げです。
特にナスダックなどハイテク関連、小型株などが下げています。

相場の世界で暴落が起こる時は、小さな相場から崩れ始めます。
為替だと新興国通貨です。株だと成長株など景気に敏感な小型株などです。
そして、その後に大きな相場も崩れ出すと本格的な暴落になっていきます。

為替相場を見るとクロス円が下げていますが他のマーケットに比べるとかなり鈍い動きです。
上がりすぎたものは下がるのですが為替相場は過熱感がほとんどありません。
ドルも円もユーロもその他の通貨も中長期的に見て割高感がある通貨が見当たりません。
比較的平均的なところを動いています。
これは、長期のチャートを見るとよくわかります。

ところが株や仮想通貨のチャートを見るとかなり高いところにあるものが多く、下げ余地の大きなものがたくさんあります。
この上げ余地とか下げ余地という考え方はとても大事です。
上がることはわかっていてもほとんど上げ余地がなく天井をすぐにつけそうな場合、デイトレなど短期売買しか怖くてできません。

為替相場に大きな転換点はまだ来てなさそうですが株は下落トレンドに転換しそうですし、仮想通貨は下落真っ只中といった感じでしょうか。
ドルが2週間程度で8-10円程度下がるような動きとなれば暴落ということになりますが年初の116円が113円と3円程度の下げでは暴落の部類には入りません。

リスク回避の流れが続くかどうかは、米国の株の動きにかかっているので、米国の株が下げ止まれば安心感が出てきて、多少の戻りは期待できそうです。

 

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