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金融・投資ランキング
今週は年度末なので忙しい人も多いと思います。
3月中旬は大荒れだった相場がやや落ち着きつつあります。
各国の中央銀行などが連携して動いたことで、ひとまず金融不安はおさまっていますが根本的な問題は何も解決されていないということで、何かあれば金融危機が再燃する可能性があります。
そして、株価が比較的堅調な動きをしていますが裏ではFRBのバランスシートが拡大している事が原因だという声もあります。FRBは一時的な銀行への貸し出しだと言っていますが昨年から進めてきたQT(量的金融引き締め)にブレーキがかかっている状態になっています。
金利の引き上げも最終段階に来ている中で、バランスシートがここに来て再び拡大しているということで、今年後半には金融緩和が始まるという予想もあります。
まだ実際にはどうなるのか不明なため楽観的な予想は危険ですが一時の危機的な状況からは脱しています。
為替相場の予測は多くは円高となっています。
今回の金融危機が欧米を中心に起こっていることもあり、比較的安全性が高いと思われている日本の金融機関はパニック状態ではありません。
実は、リーマン・ショックの時も日本の金融機関はサブライム関連の金融商品の扱いが少なかったことで、被害があまり出なかったのです。
当時は、まだバブル崩壊後の不良債権処理で四苦八苦していたこともあり、リスクの高い金融商品に投資するゆとりがなかったことが幸いしたのです。
これは会社の経営でも同じですが大きく借り入れて設備投資をした後に不景気になってしまって経営が行き詰まるのと似ています。
リスクに対して慎重な方が痛手も少ないというのはトレーダーとしては頭に入れておかないといけない考えです。
昨年は大きく円安が進みましたが今年は動きが違ってきているので、中長期的なトレンドがどうなるかもしっかり見ておかないといけません。
あまり週足や月足などのチャートを見ない人も数年単位のサイクルや流れの転換点がどこかは知らないと危険です。
ドル/円の流れが変わるとクロス円などあらゆる円の通貨ペアは影響を受けるので、ドル/円をあまり見ないで取引している人はドル/円のチャートを見る習慣をつけることが大事です。
アノマリー的には年度末から4月の初めにかけてはドル高になりやすいので、先週の129円台が当面のドル/円の底になるかどうかを見ながらトレード戦略を練りたいです。